専用システムを利用して多店舗も楽々管理 - 現役店長に訊く、人気インターネットショップの秘訣

現役店長に訊く、人気インターネットショップの秘訣
(2004/09/22)
第140回 専用システムを利用して多店舗も楽々管理
3,826 部
ダイエット屋.com 様
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□□□
□□　　ご挨拶
□

みなさま、こんにちは。ご購読いただきまして誠にありがとうございます。
初めてのみなさま、数あるメールマガジンの中から選んでくださり、
ありがとうございます。

お待たせしました。

今回のゲストは、ダイエット屋.com 様です。

それでは、一緒に教わりましょう。

■■■
■■　　基礎データ
■

【店名】 ダイエット屋.com
【会社名】 株式会社友和商会
【住所】 大阪府大阪市西区九条2-7-15玉市ビル4F
【ＵＲＬ】 本店　　　　： http://www.dietya.com/
　　　　　 楽天店　　　： http://www.rakuten.co.jp/diet/
　　　　　 ヤフー店　　： http://store.yahoo.co.jp/dietya/

■■■
■■　　特徴、優位性
■

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
｜インターネットショップを始めたのはいつ？　きっかけは？
└―――――――――――――――――――――――――――――――――

2000年8月に楽天店をオープンし、現在丸４年になります。

本体は通信販売の専門商社です。
新規業態としてインターネットショップを立ち上げました。

立ち上げは以下の通りです。

楽天店　2000年8月～
http://www.rakuten.co.jp/diet/

本店　2003年12月～
http://www.dietya.com/

ヤフー店　2004年8月～
http://store.yahoo.co.jp/dietya/

ビッダーズ店は不振の為に撤退をいたしました。

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
｜本店・ヤフー店は「ダイエットya!!com」、楽天店は「プロボク」、
｜という店名ですが、その由来は？　各店で異なる理由は？
└―――――――――――――――――――――――――――――――――

オープン時の店舗名は、協栄ジムのダイエットグッズのみを扱っておりま
したので、「プロ認定ボクサー式ダイエット」といたしました。

その後、その他の扱い商品が増えるにしたがって、店舗名と商品が合わな
くなり、略して「プロボク」とちょっと変った店名になりました。

本店をオープンするにあたり、プロボクのネーミングを引き継ぐ予定でし
たが、相談したコンサルタントの方に「検索的にはプロボクは何の意味も
ない」と言われ、おまけにdietya.comと言ういいドメインが取れたのもあ
り、店舗名はダイエットYa!!comにいたしました。

ローマ字表記ではなく、ダイエット屋コムでいいのですが、これも検索対
策上の理由からです。今後は全てダイエット屋で統一していく予定です。
ただ愛着もあって、楽天店は現在もプロボクで運営しております。

　

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
｜他のダイエット関連のショップとの違いは？
└―――――――――――――――――――――――――――――――――

お店の特徴としては、

○協栄ボクシングジムのダイエットグッズ販売
○こんにゃくラーメン等のヘルシーなダイエット食品販売
○無期限返品制度
○300円のお求め安い送料

があげられます。

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
｜貴店の主な商品は？
└―――――――――――――――――――――――――――――――――

協栄ジムのダイエットグッズです。
http://www.dietya.com/undo.html

なかでも、激しく一押しの商品は協栄ジムサウナスーツです。
http://www.dietya.com/itempage/10030.html

着ているだけで汗がにじんでまいります。運動時に着用したら、驚くほど
の発汗があり、ダイエットに効果的だと言えます。

スタッフ自ら使用した体験記も人気です。
http://www.dietya.com/taikenki/sono1.html

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
｜最近の売れ筋商品、お勧め商品、目玉商品は？
└―――――――――――――――――――――――――――――――――

こんにゃくダイエット
http://www.dietya.com/syokuji.html

なかでも、こんにゃくご飯が不思議なくらい注文いただいております。
http://www.dietya.com/itempage/10005.html

ご飯に混ぜるだけでカロリーが減らせて、味は変らないので、一度お試し
いただいたお客様はリピーターになってくださいます。

　

■■■
■■　　プロモーション
■

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
｜楽天店の一番上に表示されている「楽友商店会」とは？
└―――――――――――――――――――――――――――――――――

楽天市場の有志によるコミュニティーです。
http://www.rakutomo.com/

インターネットショップは情報が成功の秘訣でもありますので、情報交換
や合同企画を目的として作られました。

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
｜楽天店の共同購入ページに同梱についての案内が掲載されていますが、
｜何割くらいのお客様が同梱を指定する？
└―――――――――――――――――――――――――――――――――

１割程度にとどまっています。少ないと思われます。

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
｜楽天店では、メールマガジン「プロボク通信」を発行しておられるよう
｜ですが、主な内容は？　配信頻度は？　読者数は？
｜また、メールマガジン配信後の売上げは、配信前より明らかに上がる？
└―――――――――――――――――――――――――――――――――

日記や占いを中心とした楽しいメルマガに仕上げています。

日記
http://www.rakuten.co.jp/diet/504720/504721/

占い
http://www.rakuten.co.jp/diet/543400/566079/

読者数は10万人。
配信頻度は月によってまちまちですが、おおむね月４～10回程度です。

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
｜メールマガジン配信後の売上げは、配信前より明らかに上がる？
└―――――――――――――――――――――――――――――――――

売上ですが、出さない日で一番悪い日と出した日で一番いい日の開きだと、
30倍程度あります。

逆に出さない日で一番いい日と出した日で一番悪い日だと、変りません。

お客様との距離感を縮める事を中心に考えて配信をしています。

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
｜本店では、プレゼントキャンペーン・共同購入・オークションを実施
｜していないのですか？　その理由は？
｜また、メールマガジンは配信していますか？
└―――――――――――――――――――――――――――――――――

本店は立ち上げ６ヶ月でまだ各種イベントがシステム的に提供できないの
で、実施しておりません。

メールマガジンは月に１～２回配信しております。反応率は楽天店よりも
いいですが、会員数が1000程度なので、売上としたら低いです。

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
｜その他の広告宣伝方法は？　販売促進方法は？　効果的なのは何？
└―――――――――――――――――――――――――――――――――

オーバーチュア社の広告をメインに使用しております。
当店の売上の半分はオーバーチュア社の広告経由です。

　

■■■
■■　　システム関係
■

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
｜３店舗もあると、ウェブサイトの管理だけでも大変かと思われますが、
｜どういった工夫をしてる？
└―――――――――――――――――――――――――――――――――

全てのページを自社開発のデータベースよりアップしておりますので、
管理に関してはそれ程大変ではありません。

楽天・ヤフーなどのモールの場合はCSVデータでのページ更新が可能ですの
で、データベースからCSVデータを吐き出すようにしております。
本店はデータベースから直接ページをHTMLに書き出しております。

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
｜３店舗からの注文を一括して管理している？　それとも別々？
｜一括管理している場合、どういったシステムで？
└―――――――――――――――――――――――――――――――――

全て一括で管理しております。システムは頑張れ店長
http://www.ganbare-tencho.com/
を利用しております。複数店舗の管理が一括で行えます。

低価格でかつカスタマイズが可能ですので、オススメです。

□□□
□□　　編集後記
□

ダイエット屋.com 様、ありがとうございました。

はじめは商品アイテムを絞って楽天市場に出店。
慣れてきたら商品アイテムを増やす。
そして軌道に乗って来たら、多店舗展開。
そして不振店は迷わず止める。

これだけ見ると絵に描いたように順調な発展ですが、おそらくその陰には
さまざまなご苦労もあったことでしょう。

次回（9/29頃発行）は、そういった部分を、もう少し突っ込んで訊いて
みたいと思います。
お楽しみに。