人生が変わったと言っても大げさではありません - 現役店長に訊く、人気インターネットショップの秘訣

現役店長に訊く、人気インターネットショップの秘訣
(2004/05/12)
第122回　人生が変わったと言っても大げさではありません
3,661 部
水着で元気工房【うきうき屋】 様
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□□　　ご挨拶
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みなさま、こんにちは。ご購読いただきまして誠にありがとうございます。
初めてのみなさま、数あるメールマガジンの中から選んでくださり、
ありがとうございます。

今回のゲストは、前回に引き続き、
水着で元気工房【うきうき屋】 様です。

前々回（第120回）同様、磯部社長と、くぼた店長のお二人にお話を伺う
ことができました。

それでは、一緒に教わりましょう。

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■■　　基礎データ
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【会社名】 フットマーク株式会社
【店名】 水着で元気工房【うきうき屋】
【住所】 東京都墨田区緑2-7-12
【ＵＲＬ】 http://www.ukiuki.jp/

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■■　　店長のホンネ
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｜インターネットショップの店長になったのは、自ら企画提案したから？
｜立候補して？　上司から任命されて？
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（くぼた店長：以下、記名が無い場合は、くぼた店長です）

上司から任命されて、が一番近いお答えです。

昨年５月、インターネットショップの可能性について講演をお聞きする機会
がありました。
たいへん興味深いお話しで、今後の仕事（特に営業活動）の中身が変わって
いく時代なんだ、と感じました。

しばらくしてから、社長の磯部から打診を受け驚きました。
子どもも小さく、制限が多い中で仕事をしているので、自分にはとても
9:00－5:30以上の仕事はできないと思っていたからです。

しかも、フットマーク入社以来担当していたのは経理・総務分野。
前職も含めてものを売った事がありません。

パソコンに怖々初めてさわったのは４年前。
（それまではワープロのみ。ＰＣの電源も入れられませんでした。）

ワープロよりワードの方が便利だなあ・・・と感じて仕事の合間に慣れる
よう努力はしましたが、いまだにキーボードから目が離せません。

フットマークの面接を受けた頃（６年前）、
他社の資格欄に「エクセル・ワード必須」と書いてあるのを見て
「エクセルって美味しいんだろうか・・？」
とぼんやり考えていたくらいです。

エクセルがエクレアの親戚じゃないというのは、しばらく後に知りました。

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｜でもチャレンジすることにしたんですね？
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しかしこんな私でも、『おもしろそう！』という心の声と、
『（既存のショップに対し）自分ならこうするのにな・・と思っていたこと
が実現できる』チャンスを生かしてみたいと決意し、お引き受けすることに
しました。

こんなお気楽な心構えは、プロジェクトチームが結成され実際の勉強や作業
に入ったとたん、すぐに自分の甘さに気づいて打ちのめされることとなるの
ですが・・・

　

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｜ちなみに、くぼた店長に白羽の矢を立てることになった決め手は何だった
｜のでしょうか？
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（磯部社長）

(1) インターネットショップをはじめようとした時に

経理部で５年仕事をしていた久保田が社内でもっとも関心が高いのでは
ないかと社長が思った。
書くことの文章力は社内で一番である。

(2) 営業に行こう、売るに行こうという姿勢の人が圧倒的に多いなかで

消費者に一番近い生活感覚を持っていた。

　

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｜インターネットショップの店長になって、何か変化があった？
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人生が変わったと言っても大げさではありません。

マーケティング論ひとつとっても、フツーの主婦だった私にとっては
ものの見方がひっくり返る新鮮さでした。
（「うわっ　操作されていたんだ～ワタシ」といった具合です）

主婦としての日常も現実としてあるので、同時に複数の視点で物事を捉え
られるようになりました。

しかしなにより変わったのは、人とのつながりの幅です。

お客さまとの出会いも含めて、とにかく色々な方との出会いがありまし
た。
リアルで知り合いになった方だけでなく、メール上だけで仲良くしている
方もいます。

そこから仕事の話しに発展したことも、こんな短い期間にいくつもありま
した。

出会いを通じて、発想の多様さ、方向性の多様さ、というものを知り、
自分の小ささと世界の広さを痛感しました。

知らない世界に飛び込むのは勇気のいることで、人間関係ともなれば
よけい気疲れのすることです。
小さい頃から人見知りの激しい性格で人とのつきあいの中で「車間距離」
とも言うべきものがうまくとれない人間でした。

いまでも人見知りのクセは抜けませんが、ネット上の疲れない、ほどよい
距離感がリアルでの積極性も生み出してくれているようです。

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｜プライベートでは？
└―――――――――――――――――――――――――――――――――

テンポが遅く、時間内に終わらないので家でも仕事をしているため、
息子（８才）が家事を手伝ってくれるようになりました。

夜会社に戻ったりして彼と過ごす時間が短くなったことが悩みですが、
可能な場合は仕事の場でも連れて外出することがあります。
そのことについて８才なりに母の仕事を理解しようとしているようです。

まあ８才のことですので、理解の程度は心もとなく、
「お客さまから『あなたから買えてよかった！息子さんにもよろしくね』
とメールをいただくんだよ。涙が出るほどうれしかったよ。」
などと話すのですが、
「ふーん。よかったねえ。がんばってるねえ。」
と片づけられてしまいます。

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｜会社についても少し考え方が変わったとか？
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「お店の信頼」についてですが、後ろ盾として実績のあるメーカーがある
というのはなんて心強いのだろう、とお店をオープン以来つくづく感じて
います。

これが個人で立ち上げていたりしたら、リアル店舗のない分の信頼を得る
のにずいぶん苦労があったと思います。

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｜その他、何か特筆すべきエピソードはありますか？
└―――――――――――――――――――――――――――――――――

はじめはフットマークのＨＰをショッピングサイトにしようと考えていま
したが、法人のお客さまのことを考えると、ショップと会社ＨＰを分けて
考えようということになりました。

作業も管理も手間も２倍になりましたが、結局はよかったと感じています。
それぞれのＨＰを訪れる方は目的が違い、説明すべき内容が別々だから
です。
フットマーク　　　　　　　 http://www.footmark.co.jp/index.html
水着で元気工房　うきうき屋 http://www.ukiuki.jp/

　

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■■　　読者へ一言
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｜他のインターネットショップの店長さんに対して、一言。
└―――――――――――――――――――――――――――――――――

一緒にキャンペーンをやってもいいかな、とお考えのネットショップさん
がいらしたら、ぜひお声掛けいただきたいと考えています。

また弊社はメーカーですので、販売してくださるお店も随時募集したいと
思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
｜これからインターネットショップを立ち上げようとしている方に対して、
｜一言。
└―――――――――――――――――――――――――――――――――

まだ私自身が始めたばかりなのですが・・・

情報を広く集めて、先達に質問できる状況・ネットワークを手に入れる、
自分はナニがやりたいのかどこまでやるのか、しっかり芯を持っておく、
ことが必要なのではないでしょうか。

ネットだから孤独・気楽なのではなく、たくさんの方とつながることが
大切だと感じています。

それから、不得意なことは得意な方にお願いするのがいい！
ということを学びました。

なんでもひとりでこなせる方は素晴らしい、とは思いますが、私にはでき
ません。
がんばって勉強しなければいけないことと、ネットワークを使ったりお金
を使ったりすることで解決できることを分けて考えると、たのしく仕事が
できるのではないかと思います。

┌―――――――――――――――――――――――――――――――――
｜一般消費者に対して一言。
└―――――――――――――――――――――――――――――――――

４月後半から母の日＆父の日キャンペーンを行っています。
　http://www.ukiuki.jp/special/2004mp.html

◎大人気商品で全国で品薄の歩行サポートタイツ＝フィール・アライナや
　（買えなかったみなさま申し訳ありません！今つくってます！）
　http://www.ukiuki.jp/event/mothersday_7_4.html

◎水分・汚れに強い特殊加工をした、美人ママ向け扇子
　http://www.ukiuki.jp/event/mothersday_5_2.html

◎思わず顔がにやける肌ざわり、マルチフィラメント糸使用のバスタオル
　http://www.ukiuki.jp/event/mothersday_7_3.html

・・・などなどをお得なセットでご提供します。

この機会にぜひ、
いつもとひと味違うプレゼントを手に入れてください。

このプレゼント情報などはすべてメールマガジンでお知らせします。
ぜひ「水着で元気工房　うきうき屋」メルマガにご登録ください。
http://www.ukiuki.jp/magazine/20040320.html

またネット注文時、
『インタビューを読んだ』と書き加えていただいたお客様は
ＧＯＯ．Ｎ（グーン）のお試し用パックを
サービスさせていただきます（2004/5/31まで）。

※商品とは別送になります。

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｜最後に、もう一言どうぞ。
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「水着で元気工房　うきうき屋」は、学童用水泳帽子国内シェアNo.1、
フットマーク株式会社が運営しています。

耳栓からコースロープまであらゆる水泳用品・用具、学校用体育用品、
スイミング用品などのほか、介護用品・用具、出産用品・用具まで幅広い
製品を企画・製造・販売しています。
http://www.footmark.co.jp/about/fieldmap.html

この、根底にあるのは１／１（いちぶんのいち）の視点です。

お客さまおひとりの声にきちんと向き合うこと、それが私たちの姿勢です。

そこから新しい商品を生み出し、
「健康に役立つ商品を創造することによって社会に貢献します」
との合い言葉を実践しています。
http://www.footmark.co.jp/about/pace.html

この方法はとても採算性が悪く、製品化までに時間もかかり、実際にどれ
だけ売れるのかわかりません。
一見効率が悪いように見えます。
（実際、社員もときには忙しさに参ってしまったりもします）

しかしメーカーとして閉じられた空間で議論するのでなく、まさにお客さ
まの声そのものを製品化することで『心から必要としている方』へ必要な
ものをお届けしてくることができました。

日本でココだけのフルオーダーメイドの水着ショップ
ukiukiアクア健康広場・両国店の運営もその一つです。
http://www.ukiuki.jp/sw6_order/index.html

うきうき屋も、広い意味では社会に向けて開いた窓のひとつなのです。

この機会にご縁をいただいたみなさまに、お願いいたします。

私どもに、どうぞリクエストしてください。
　「ここがこうなったら使いやすいのになあ」
　「こんなとき、こんなものが欲しい」
何でもけっこうです。

小回りの効く体質を生かし、できることからひとつひとつお応えしていき
ます。

フットマーク問い合わせフォーム
http://www.footmark.co.jp/text/help.html

代表取締役：磯部成文（いそべしげふみ）直通メール
isobe@footmark.co.jp

うきうき屋お問い合せフォーム
http://www.ukiuki.jp/guide/help.html

店長：久保田朱（くぼたあけみ）直通メール
tencyo@ukiuki.jp

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□□　　編集後記
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水着で元気工房【うきうき屋】 様、ありがとうございました。

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まあ８才のことですので、理解の程度は心もとなく、
「お客さまから『あなたから買えてよかった！息子さんにもよろしくね』
とメールをいただくんだよ。涙が出るほどうれしかったよ。」
などと話すのですが、
「ふーん。よかったねえ。がんばってるねえ。」
と片づけられてしまいます。
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お客様からいただいたメール、個人情報は除いて、保存しておくことを
強くおすすめします。
数年後、息子さんが大きくなられたら、きっと一緒に感動して、より一層
お母様のことを尊敬してくれるはずですから。

今は苦労も多いかもしれませんが、インターネットショップの成長と息子
さんの成長、楽しみも２倍ですね！