100年後も続けられる農業 - 現役店長に訊く、人気インターネットショップの秘訣

現役店長に訊く、人気インターネットショップの秘訣
(2011/01/06)
第351回 100年後も続けられる農業
2,305 部
てらがき農園 様
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□□　　ご挨拶
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新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今号は、昨年末に発行の予定でしたが、手違いにより、本日の発行と
なりました。
楽しみにしていてくださった皆様、てらがき農園の皆様、誠に申し訳
ございません。

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こんにちは！
いつもお読みいただき、誠にありがとうございます。
初めてのみなさま、数あるメールマガジンの中から選んでくださり、
ありがとうございます。

本メールマガジンは、バックナンバーも公開しておりますので、ぜひ
ご覧ください。
https://ten.surv.co.jp/

今回のゲストは、てらがき農園 様です。
それでは、一緒に教わりましょう。

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■■　　基礎データ
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　【店名】 てらがき農園
【会社名】 てらうめ有限会社
　【住所】 和歌山県日高郡南部町西岩代1204
【ＵＲＬ】 http://www.mukasiume.com/
　　　　　 http://www.umenouen.com/

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■■　　そこまで言って大丈夫？運営の裏側（２）
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｜貴店が、お客様に提供している一番の価値は？
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日本の先祖は自然の中に　美を見出したり
かすかな風にも心を感じるような　生活全般　あらゆるものや事に
仏の心や、神々を見出すそんな国だったと
農業をしているとその点を無視しては通り過ぎれない事だなぁ～と
思っています。

今までの物が中心の時代から
心が大事だよ。と　精神の時代へと
今まさに移りゆく時を迎えて

そんな時だからこそ　立ち位置は、
ここだよ！と
旗を振って　１００年後も続けられる農業を
発信して行ければいいなぁ～。

あまり器用でない　農業者の私達でも
人様のお役に立てる事が　きっと出来るはず！

現在の私達は、梅を通じて
お客様と　そんな関わりを
持ち続けて行ければと思っています。

＜編集註＞

生命力100％無農薬・無肥料農法
http://www.mukasiume.com/nouen/2-2.html

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■■　　店長のホンネ
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┌―――――――――――――――――――――――――――――――
｜ネットショップを開いて、これまで一番良かったこと、
｜悪かったこと、困ったこと、うれしかったことは何？
｜開店前と後で、何が一番変わった？
└―――――――――――――――――――――――――――――――

一番良かったこと

日本中に　また　海外からも
てらがき農園の梅を選んでくれるお客様と
出会えた事。

農業者として　栽培だけをしていた頃には
こんな沢山の出会いは無かったし
お客様の声が聞こえてこなかった。
本当に　ありがたいです。

悪かったこと

作業の時間がかかり過ぎて
寝不足が続き　身体を壊した事

困ったこと

とにかく　カタカナ・英語が苦手な私は、
スキルがついていかず　今もアタフタしている。（汗）

でも　いろんな方や、お友達に助けていただきながら
こんな私でも　現在もこうして　続けられている。（笑）
本当に　ありがたいです。

うれしかったこと

畑仕事は手伝えないけど
私にでも　こうやって農業者として
手伝える事があるんだ！と
ネットショップを開いて　お客様からご注文をいただいた事。

┌―――――――――――――――――――――――――――――――
｜その他、何か特筆すべきエピソードはありますか？
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一般的なネットショップの店長さんには
ほど遠いほど不器用で　理解力が乏しい私ですが
こうして　今も続けられているのは、今までご縁をいただいた方々に
どれだけ助けていただき、応援いただいているか・・・・。

お礼をいくら言っても　足らないです。
こうして　この場に　私を置いてくださるのが
本当に　不思議なほどありがたい事です。

皆さんから頂いたご恩を　農業者として
皆さんにお返しできるよう　
これからも日本の梅を伝え栽培し続けてまいります。
本当にありがとうございます。

┌―――――――――――――――――――――――――――――――
｜今後の目標、夢などを、どうぞ。
└―――――――――――――――――――――――――――――――

農業の６次産業化や農村地域の活性化を進めていけるよう
これから勉強していきます。

＜編集註＞

農業の６次産業化（Wikipedia より引用）

六次産業（ろくじさんぎょう）とは、農業や水産業などの第一次産業
が食品加工・流通販売にも業務展開している経営形態を表す、
今村奈良臣（いまむら ならおみ）が提唱した造語。
また、このような経営の多角化を６次産業化と呼ぶ。

ちなみに六次産業という名称は、農業本来の第一次産業だけでなく、
他の第二次・第三次産業を取り込むことから、第一次産業の１と
第二次産業の２、第三次産業の３を足し算すると「６」になることを
もじった造語である。

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■■　　読者へ一言
■

┌―――――――――――――――――――――――――――――――
｜これからインターネットショップを立ち上げようとしている方に
｜対して、一言。
└―――――――――――――――――――――――――――――――

これが出来てから　立ちあげよう！
これをマスターしてから　などと
難しく考えて行動が出来ないでいるより
少し基礎が出来ると　実践しながら勉強していく方が
自分のお店のスタイルが出来てくると思います。

まずは、やってみる！
そうすると　疑問が出てきて
解決する為に　また探していく
私は、そんな繰り返しです。　（笑）

┌―――――――――――――――――――――――――――――――
｜一般消費者に対して一言。
└―――――――――――――――――――――――――――――――

ネット注文時、『インタビューを読んだ』と書き加えていただいた
お客様は「大福茶　１袋」をサービスさせていただきます。
（ただし2011/1/30まで）

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□□　　編集後記
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てらがき農園様、ありがとうございました。

> 日本中に　また　海外からも
> てらがき農園の梅を選んでくれるお客様と
> 出会えた事。
>
> 農業者として　栽培だけをしていた頃には
> こんな沢山の出会いは無かったし
> お客様の声が聞こえてこなかった。
> 本当に　ありがたいです。

こういった喜びもまた、農業の６次産業化の、成果ですね。

> 農業が次の世代もまたその次の世代にも続いてけるように・・・
> てらがき農園では、100％自然のお力をいただく、農薬も肥料も
> まったく使わない農法、100％自然農法に挑戦しています。

お話を伺い、こういった農法は、インターネットという媒体、
ネットショップという販売手段と、相性が良いと感じました。
ますますのご発展が、楽しみです。